魅力の多い静岡県

静岡は温暖な気候で、徳川家康が築いた駿府城があった土地である。日本一の高さを誇る富士山は駿河湾に近接しており、世界でもこれほど海に近い高山は稀だと言われている。静岡の歴史は古く、静岡市駿河区の登呂遺跡は弥生時代から居住者が文化を築いていたことを示している。農産品としては、牧之原台地で知られるお茶やミカンの生産が盛んだ。もっとも、静岡で生産されるミカンの大半は缶詰やジュースなどの加工用となっている。

駿河湾は海の幸に恵まれており、シラスや桜海老の漁獲高が多いことでも知られている。浜名湖の鰻も養殖が盛んだ。清水や沼津の漁港では新鮮な海産物が水揚げされている。沼津は風光明媚で御用邸があることでも有名だ。また、浜松餃子や富士宮やきそばなど全国でも首位を争うB級グルメがあることも静岡の魅力だろう。東海道の拠点として知られる安倍川には、きな粉で柔らかい餅を包んだ安倍川餅という名産品もある。元より東名高速道路が横断しているが、新東名高速道路が開通してさらに交通の便が良くなった。東海道新幹線の静岡駅はのぞみは停車しないが、こだまだけではなくひかりも停車するため、首都へのアクセスも良い。

新富士駅近くに新幹線が差しかかると、天気が良ければ富士山が窓いっぱいに見えるので、撮影スポットとしても人気がある。静岡空港も開設され、中国などから大勢の観光客が来日する拠点となっていて常に活気に満ちている。静岡の観光地としては都心からアクセスの良い伊豆に人気があり、下田に近い須崎には御用邸がある。須崎の御用邸脇には九十浜が広がっており、その海は透明度が高く大変美しいため、訪れる観光客が後を絶たない。このように静岡には多くの魅力があり、移住にもおすすめだ。静岡への移住や魅力についてもっと知りたい方は、こちらの静岡に住もうというサイトでも知ることができるのでチェックしておこう。